指名したくなる、良い美容師とは
顧客にとって良い美容師とは
初めての美容室に行くと、どんな髪型に仕上がるのか不安ですよね。
行きつけの美容室であっても、担当者が違うだけで大惨事なんて言うこともあります。
ではどんな美容師が私たち顧客にとって良い美容師なのでしょうか。
技術だけではない、良い美容師に必要なのはカウンセリング能力
いくら腕のいい美容師であっても、顧客のニーズを正確に聞き取ることができなければ満足のいくスタイリングをする事はできません。
しかし顧客である我々には、ヘアカットやヘアスタイルに関する専門的な知識はありません。
ですから顧客側の指定が、専門家である美容師にとっては物理的に不可能なこともあります。
そんな時に必要になるのが、お互いの求める髪型に関するイメージのカウンセリングです。
顧客は自分の望む髪型を、美容師は顧客の髪質やくせに合わせた髪型を、お互いに明示して納得できる髪型をすり合わせなくてはなりません。
この際に良い美容師は、顧客の提案に対して否定するのではなく、顧客の望む髪型になるべく近づけるための代案を提示してくれます。
そしてそれらを専門用語を使うことなく説明してくれる。
つまり、専門家ではない顧客の立場に立って考えてくれる必要があるのです。
良い美容師に必要なのは技術だけではなく「顧客の立場に立ってカウンセリングする能力」が備わっていることが絶対条件なのです。
会話だけでは伝わらない時でも対応してくれる
お互いのイメージを伝えたつもりでも頭の中まで見えるわけではないので、まったく違うものを考えている場合もありますね。
そんな時に良い美容師は、ヘアカタログやスマホなどの画像を見せて確認をしてくれます。
画像が見つからなかった場合でも、カットの途中で経過を確認してくれます。
「後ろの長さはこのくらいで大丈夫ですか」や「ここの部分は毛の量が多くなりがちなので多めにすいておきましょう」など、細かい部分を鏡で見せながら調整してくれます。
会話によるカウンセリングだけではうまくいかない場合でも、きちんと調整してくれるのが良い美容師です。
まずは自分に合う人を見つけよう
なんとなく話しやすい人、話しにくい人というのが誰しもいますね。
話しにくい人を相手にすると、自分の要望を正確に伝えることは難しくなりますし、細かな注文も頼みにくいものです。
ですから、まずは自分に合う人を見つけてみてください。
気の合う人であれば細かな注文も頼みやすいですし、カウンセリングでイメージを伝えるのもやりやすいです。